松江塾と名ばかりJK(15)
前回の記事の続き。
nabakarijknoiroiro.hatenablog.com
閲覧所で、子どもの鉛筆の持ち方や勉強している時の姿勢と成績との関係について見た私は、こんな質問をしたらしい。
自分は鉛筆を正しく持てないし勉強中の姿勢も悪いが、進学校でそこそこの成績を取っている。
この問題を解決すれば、もっといい成績が取れるのではないか?
一人でできる解決方法はないのか?というもの。
私は鉛筆を正しく持てず、筆圧は弱く(そもそも握力がかなり弱い)、筋力がないのでどんなときも常に猫背、下っ腹は出てて、勉強するときはずっとクネクネか貧乏ゆすりという、最悪の状況であることが分かりました。
嘘ではなく本当の話である。
学力が高くなればなるほどこの傾向は少なくなるはずだが、私は例外だった。
鉛筆を正しく持てず筆圧が弱いところは今も変わっていない。
先生の回答にも出てくるが、自分で調べて試してみた結果、この部分は自分の学力には関係しないと判断したのでそのままにしている。
見栄えは悪いけど、慣れてしまったので仕方ないと思う。
筋力がなく、猫背、下っ腹が出てて勉強する時は体をクネクネさせるか貧乏ゆすり。
ここに関しては自分の学力を下げていると判断したので、矯正することにした。
とはいっても、やり始めたのは最近で不登校になってからw
高校に通っていた時は忙しさと疲労で矯正する暇がなかった。
まず、去年の6月くらいから家の中で軽い筋トレを始めた。
具体的には、腕立て背筋腹筋スクワットをそれぞれ30回ずつやったりしている。
最初はあまりにも筋力が無かったのでそれぞれ10回もできていなかったと思うが、やっていくうちに出来るようになってきた。
今はしていないが、他にも縄跳びをしたりいろいろな器具を使ったりしていたこともあった。
筋力に関しては最底辺レベルを脱したと思うが、引きこもりになってから体力が格段に落ちてしまったのが今の課題。
うつ病と診断されて1年以上が経ったが、未だに外に出る気力が沸かないので(昔からか…)なかなか体力をつける機会がない。
高校に通っていたらそれだけで最低限の体力はつくのだが…
筋力と体力のバランスを考えると、結局今と当時でトントンなのかもしれない。
猫背など姿勢の悪さについては、外部の手をお借りすることにした。
実は、去年の11月から今年の3月くらいまで整骨院に通っていて、そこで猫背を矯正してもらった。
整骨院に通っていたといっても、私の強烈な姿勢の悪さがマッサージだけで解決することはない。
毎日指定されたストレッチをしておかないと治りが遅くなるらしく、私は言われた通り本当に毎日やっていた。
今でもそのストレッチは毎日やっていて、効果があるのか分からないがとりあえず継続している。
それでも効果は微々たるものだ。
ひどい猫背と下っ腹がそこそこの猫背と下っ腹になり、体のクネクネと貧乏ゆすりは自分で意識して回数が減った程度。
18年間積み重ねてきた姿勢の悪さは、半年程度では変わらない。
そのうえ自分で頑張らなければどうにもならないって、塾と一緒だなーと思った。
集中力がなく、立体構造を見るのが苦手で、展開図を見て頭の中で立体を組み立てることが出来ません。
これは半分が事実。
集中力はその日の体調によって変わるのでなんとも言えない。
展開図を見て頭の中で立体を組み立てることができない、は言いすぎだが複雑な立体だと確かに分からなくなることがある。
ブログに書くのは初めてだと思うが、自分は全体的に図形問題が得意ではなかった時期があった。
勉強ができると言われる自分にとって、数少ない弱点だったと思う。
私は小さい頃から一人で機械を触ったり、ゲームをしたりすることが大好きでした。
これは前からブログにも書いていたと思う。
機械やゲーム、コンピューター関連に昔から興味があったからこそ、大学では情報工学を学びたいと思っているので。
運動は大嫌いで、自分から進んでやった記憶がありません。
当然、今も運動は大の苦手で、日常生活に支障が出るほど運動神経がありません。
運動が大嫌いだから運動をやらなくなり、筋力や体力が衰えていく。
その衰えた筋力や体力で運動するのはしんどいから、さらに運動をしなくなってますます力が無くなっていく…
この悪循環は物心ついたときから始まっていて、なかなか断ち切ることができていない。
「日常生活に支障が出るほど運動神経がない」という表現を、先生は自虐だと捉えているがそうではない所もある。
例えば、階段の上り下りが未だに苦手で手すりを使わないと上手く歩けなかったり、
人より上り下りのスピードが遅くて、学校で同級生と一緒に階段を歩く時はだいたい置いてけぼりにされていたw
自転車に乗るのもまだまだ慣れない。
ちゃんと交通ルールを守ってフラフラせずに運転できるようになったのは、つい最近の話…
今は部活を諦め絶対的な量の勉強時間を確保することで、偏差値72の高校で上位20%に入るくらいの成績はありますが、これらの状況を改善できればもっと上位になれるのでしょうか。
まあ部活は諦めた、というよりやりたくもなかったし勉強に集中したかったから何の後悔もしていないのだが…
確かに、高1の時は心身の状態が落ち着いていたこともあって長時間勉強することができていた。
それでも当時の最高順位は上位20%。
先生は、偏差値72の高校で上位20%に入ることを「自分の武器」だと書いているが、あの時はまだまだ質が足りなかった。
しかし松江塾の生徒になると私の武器は磨かれ、高2になってから上位10%以内に何度か入ることもできた。
こんな状況になった今でも、新しい環境を提供してくださるのは本当にありがたい。
ここまではお悩み相談の本文をコピペしていろいろ書いてきた。
そんな私の相談に対する先生の答えは?というと、いかにも真島先生らしい内容だったのでそのまま引用させてもらう。
これは本人からの相談、ということですね。
んー
おそらく自分のことなので、
自虐も込めて多少オーバーに書いている部分もあるのかとは思います。
ただ、筋力、運動神経に自信がなく
それが故にますますやらなくなる、という循環は事実としてあるのでしょう。
でも、
「それはそれ」
だと思いますよ。
今、こうやって言語化できるほど意識を向けているわけですから
少しずつ気になるところに目を向けていけば。
何より、偏差値72の高校で上位20%の位置にいる、という現実。
こちらは「自分の武器」として考えたほうがいいですね。
いろいろ調べて、姿勢と学力について
自分なりに納得と確信が持てれば
そこを改善することでさらに上がるでしょうし、
関係ないよ!
と思えるのであれば、それはそれで確信が持てるはずです。
頭が良い人だと思うので、
自分で調べ、考えたうえで納得することが
次のレベルに進むために必要なことだと思います。
自分の筋力や運動神経が劣っている、という事実に対して「それはそれ」と片付ける精神。
何でもポジティブに捉える人だからこそそういうことが出来るのだろう。
もちろん、私もアドバイス通りに「それはそれ」と考えるのが良いのだろうが、欠点に目の行きやすい自分の性格ではなかなか難しい。
また、回答には自分で調べ考えた上で納得し、行動することが次のレベルに進むために必要だと書いてある。
とにかく自分の意思で動く、という自学力の根本を表しているみたいだ。
しかし、私は次のレベルに進むことができたのだろうか?
少しずつ気になるところに目を向け、可能な限り修正したつもりだったが行動に移すのが遅すぎたかもしれない。
筋力や姿勢の改善を始めたのはうつで不登校になってからだから…
最後の回答までたどり着いたところで、「お悩み相談」について松江塾との関わりを振り返る記事は終わりたいと思う。
気がついたら「名ばかりJKの色々」史上最長の記事になってしまったw
ここまで書くのにいったい何時間かかったのか…
まあ、それだけ思い出のある内容だと思って記録に残しておこう。