私の発達障害について
私は広汎性発達障害の当事者である。
広汎性とは、色々な種類の発達障害が混ざっているということ。
診断が下りたのは、3歳児検診の時だった。
症状としては、言葉の発達の遅れ、感覚が鈍感、人の気持ちを理解するのが困難、注意散漫、過集中などなど。
一見正反対に思えるような症状も、私の場合は一通り揃っている。
主なものは高機能自閉症。
次にアスペルガー、そして若干ADHDがあると自分では思っている。
だから、一通りの発達障害については身を持って理解できているし、
早期から適切な治療を受けられた立場として、その重要性もよく分かっているつもりだ。
また、発達障害と診断される大多数は男子。
女子は少数派で、その裏側も分かる。
女子は症状が表に出にくいから、診断数が少ないだけで、実際には男子と同じ程度いると思ってるのだけど。
当然、障害があることで普段の苦労は本当に多くなる。
みんなが出来て当たり前のことが自分だけできない…というのは日常茶飯事だ。
ただ、当事者は一つだけ人よりも優れていることがある場合がある。
それが私の場合、勉強だった。
そして、それを知ってか知らぬか、母は早期から適切な治療を私に受けされてくれて
私は日常生活のことなら何とかすることが出来るようになった。
そこから、相変わらず性格は変なままだけど、何とか成長して今に至る。
このジャンルの記事の需要が何故か高いので、自分の発達障害について詳しく書いてみた。
いい振り返りになったと思う。