人生は詰まない
真島先生は、塾が休みの日だろうが深夜だろうがいつでも生徒の悩みに即レスで答えてくださる。
そして、明確な答えを出すのではなくヒントをくれるのだ。
お察しの通り、これらの記事の中に出てくる高校生というのは私である。
いつも暗い文章ばかりで申し訳ないと思いつつ、情緒不安定なやり取りにも定期的に答えてもらっているのだ。
その中で印象的だったのが、上の記事にあるような「人生に詰みはない」という言葉。
人生が詰むのは死ぬときだけで、生きている限り詰むことはない。
詰む直前だと自分で感じたら、戦うフィールドを変えれば良いということだと私は解釈した。
人生詰んだと本気で思っている人は、きっと視野が狭くてすぐ隣にある将棋盤に気づいていないのだと思う。
お前が言う?っていう感じではあるが…
さて、私は今どの局面にいるのだろうか。
勉強という盤面においてはジリジリと詰みが近づいているように感じる。
しかし、隣の盤にすぐ移れるような気はしない。
目の前にはモヤがかかっていて、自分がどれくらい劣勢なのかもよく分からない。
それでも試合は続いているし、詰みの直前だと感じることもない。
…だから私はもう少しだけこの局面を戦いたいと思う。
いつの日か勝利を見るために。