うつ病が良くなった3つの環境変化
これはポジティブな記事だろうと思って書いてみる。
私は去年の4月頃にうつ病と診断され、治療を開始した。
抗うつ薬を飲み続けてそろそろ10ヶ月というところだが、現在私はうつ病の回復段階にいると思っている。
しかし、実は抗うつ薬の効果をあまり感じていない。
(全く効果が無いわけではないが…)
では、どのようにして私はうつ病の底から抜け出すことができたのか?
やはり、精神疾患の治療でキーとなるのは環境の変化だ。
環境が悪くなるから人は病むし、環境が良くなるから人は回復する。
今回は、私のうつ病が良くなるきっかけとなった3つの環境変化について書いていきたいと思う。
まず一つ目。
高校に行かないこと。
まあこれは予想通りといった感じだろう。
私は去年の5月から高校に通っていない。
最初は急な環境の変化に追いつけず、学校に行っていないという事実に焦ったり逆に廃人化したりすることもあった。
しかし、その後は高校から遠ざかることで精神の安定が保たれている。
今では休学し、高校に関しては今年中の中退を予定している。
私を縛る(といってもzの高校はかなり自由度が高かったが…)組織が無くなることで、ストレスはかなり軽減された。
二つ目。
勉強をしないこと。→今は勉強しているので違う
これまで自分の軸となっていた勉強から離れることで、結果を出さなければならないというストレスから解放された。
当時、自分は勉強しか取り柄のない人間だと信じ込んでいたので(今も思い込んでるな)
全く勉強ができないという事実に追い詰められることもあったが…
なにより集中力や認知能力が落ちていたので、やりたくてもできなかったというのが実際の所だろう。
しかし、この勉強をしない生活も長くは続かなかった。
なんだか悪い事のような書き方をしているがそうではない。
プログラミングの勉強を一時期していたことは以前の記事で書いたが、
これと同じように、最初は自分の興味のあることから勉強が始まった。
去年の夏にパソコンのことを調べ始め、それまで知らなかった機能などを知って新しいものに買い替え。
プログラミングの勉強を始めたのは、パソコンを買い替えたあとの秋頃だ。
少しずつ高校でやっていた教科の勉強に近づいていき、数ヶ月経ってやっと教科書を開く決心がついた。
教材に触るのも難しい時期があったが、今では何のためらいもなく触れることができる。
毎日の自学報告も継続中だ。
最後に三つ目。
母と一緒にご飯を食べないこと。
これは去年の8月くらいから始めたのだが、私のメンタルを良くする決め手となった。
私は別室に行って1人でご飯を食べることになり、その間は好きな動画を見ることができる。
大して見たくもないテレビを見つつ、母に怯えながらご飯を食べることはもう無い。
私を苦しめるものがまた一つ減って、好きな動画で楽しむことさえ可能になった。
また、最近は食べながら勉強をすることも多い。
食事は毎日するものだから、食べながら勉強をすると決めてしまえば毎日勉強時間を確保できる。
このおかげで私は勉強を毎日続けることができるのだ。
上に挙げた3つの環境が整って、私はうつ病の底から抜け出すことができた。
これからは良い環境を与えてもらうのではなく、良い環境を自分で維持していかなければならないのだろう。