名ばかりJKの色々

名ばかりJKの日々の記録。苦悩は尽きない

私と部活のすべて 高校生編

前回の続き。



私は無事第一志望の高校に合格した。



そんな中で高校の部活をどうするかという話になったとき、私はこう考えていた。



_もう高校では部活をやめておこう。



私の通う高校は部活にも非常に熱心で、その種類もかなりたくさんある。



なので、素直にやってみたいと思えるような活動をする部活も複数あった。



しかし、私は3年間帰宅部として生きていく決断をした。



それはなぜか。



_中途半端な気持ちはすべてを台無しにするから。



これが、中学生の頃のあの地獄の部活から学んだことだった。



私が中学生のころ、あんなに部活で苦しんだのはすべて「中途半端」であったからだ。



とりあえず、成績のためだけに消去法で入った美術部。



そのせいで、つまり中途半端に何かをしようとしたせいで、自分は中学生活を暗く陰惨なものにしてしまったのだ。



そして、高校でもそうなることは予想がついていた。



高校では、勉強の難易度と物量が格段にアップして毎日の生活がいっぱいいっぱいになる。



通学にかかる時間と体力もこれまでとは段違いだ。



そんな中で、部活もこなすとなると私の体はどうなるか。



予想の通り、いつか倒れてしまうだろう。



ただでさえ私は病弱体質だ。



そして、私は高校3年間で悔いのない勉強をして現役で良い大学に行きたい。



高校生活では、何よりも勉強を優先すること。



その結果、私は無事帰宅部として今まで暮らしている。















しかし、だ。



ここでもまた少し問題がある。



今度は、周りの「高校生は部活に入って当たり前」という同調圧力がすさまじいのだ。



実際に、私は周りが高校で部活を始める直前まで、自分もどこかの部活に入ると嘘をついていた。



部活見学も、適当な部活を選んで何ヶ所かまわっていた。



それは、○○高生なら部活に入るのが当たり前、という同調圧力のせいだった。



これは全国のトップ公立高に当てはまると思うのだが、高校が文武両道を掲げていて、それを誇りにするという文化があるのだ。



確かに、厳しい勉強と部活を両立しようとして頑張るのは並大抵の覚悟ではできないし、素晴らしいことだと思う。



中には世界大会に行った方もいらっしゃって、なかなかのレベルだ。



しかし、多くの生徒はどちらも「中途半端」になって適当に毎日を過ごしてしまっている。



頑張っても頑張っても疲弊するだけで、目の下にクマを作りながら授業中はウトウト…



こんなに疲れるくらいだったら、いっそ全て諦めてしまおうかと開き直る人もいる。



私の恐れていた事態が、私の目の前で展開されているのだ。



しかし、辞めたくてもやめられない。



これが同調圧力の現実で、実際に兼部も含めると部活の加入率は100%を超える。



辞めたければやめればいいのに…と思うのだが、実際はそういうわけにもいかないのだ。



私は、高校で部活をしないという選択には満足している。



しかし、そんな現実に少しウンザリしてしまっている自分もいる。














これが、私と部活のすべて。



今も昔も、部活との関わり方は難しい。