女子の発達障害の難しさ
今日、高校で改めて発達障害について考える機会があった。
午後、私達のクラスはあることがきっかけで担任の先生から怒られていた。
気の緩みから起きた一部の生徒の怠惰。
確かに、高校生としてこれはよろしくない。
そんなことを指摘されて、グダグダと説教が続いていたとき。
私達のクラスの多くは、テスト前ということもあって課題に追われている。
そこで、
説教中に、課題をせっせと進めている人が複数いた。
…さすがにまずい。
ということは、発達障害で人の気持ちを汲み取るのが苦手な私でも分かる。
そして、雷が落ちた。
普段おとなしい女子。
その失礼な姿がバレてしまった!
そこから、彼女は授業が始まるまで怒られる。
残りの生徒は解放されたが、私は彼女のことが気になってチラチラと様子を伺っていた。
そこで思ったのは、彼女も実は発達障害を抱えているのではないか?ということだ。
彼女はおとなしくて、ちょっとのんびり屋さんだけどしっかり者で、
運動は苦手だけど、勉強はしっかりする。
一人でいるのが好きな子で、それでそれで…って
…これ、私と全く同じだ。
私はこの時、初めて共通点の多さに気づいた。
そして、疑いを持ったのである。
私は、外の世界では発達障害が全く気づかれない。
なぜなら、自堕落な性格を隠して、外ではしっかり者という印象を与えるから。
それを知った人には、とても驚かれる。そんなことが今でもある。
もしかしたら、彼女も同じではないか?
女子の発達障害は気づかれにくい。
これだけ発達障害のことを身を持って知っている私でも、女子の発達障害に関しては後になって気づくことがある。
発達障害は本当に難しい。
追記
昨日の記事に登場した、あの賢い男子生徒も説教中に課題をしていた。
最近、学年全体に気の緩みがあると思う。
でも、もしかしたら彼も…?