毎日ブログを読んでいて
私は毎日松江塾のブログを読んでいる。
読者歴はおよそ2年半だ。
ターゲット層ではないはずの私がなぜかあのブログの魅力に取りつかれ、毎日ブログを読むことは習慣化していった。
最初はただ読むことが楽しく、勉強になっていた。
それは今も変わらない。
しかし、私が不登校になったあの時から変なことが起こった。
一部の記事を読むと、なぜか心がざわつく。
それは、今まで知らないふりをしていた思いがうつ病になって表面化したもの。
例えばこの記事。
つい最近まで、自分はこの継続習慣を切らさないでいた(つもりだった)。
毎日勉強を積み重ね、目標達成に向けて一歩ずつ進んでいるはずだった。
それが今はどうだろう。
私は何も継続していない。
まあ、今はうつ病だから何かを継続するのができなくてもいいと思われる。
結果だって出さなくていい。
でも、自分がうつ病になる前の頃と比べても私はこの一年生の子に負けている気がする。
勉強に対する姿勢も、結果も劣っている気がするのだ。
松江塾には、私なんかをはるかに上回る優秀な子がいる。
その子達やこのブログが悪いわけではない。
ただ、勉強だけを生きる意味にしてきた私が悪い。
そうだと分かっていても、抑えきれない劣等感が噴出する。
こういう記事も辛い。
私は幸せな家族を経験していない。
それについてはもう諦めているし、自分が幸せな家庭を築こうとは全く思っていない。
自分が人を苦手とするのは分かっているから、天涯孤独に生きていくと決めている。
だから気にしないつもりでいても気になってしまう。
私がこうなったのは誰のせいでもない。
そう分かっていても、辛くなってしまうのだ。
私は今後も松江塾のブログを読み続ける。
苦しくなるような記事があっても、一度こびりついた習慣は取りきれないからだ。
SNSは人のいいところだけを切り取り、見る人の前にきらびやかに現れる。
私にも、いいところだけをSNSで見せてしまっている自覚がある。
これは都合のいい切り取りなんだと意識すれば、私が記事を見るときの苦しみも薄れるのかもしれない。