名ばかりJKの色々

名ばかりJKの日々の記録。苦悩は尽きない

私と部活のすべて 中学生編

私は、部活動というものに未だ魅力を感じたことがない。



そこで、今までの私と部活の関わりについて少し書いてみたい。














私は、中学生の頃は一応部活には入っていた。



しかし、その内容が問題だった。



私が通っていたのは地元の公立中であり、案の定部活の種類はそれほど多くない。



特に文化部の種類は少ししかなく、壊滅的な運動音痴である私にとっては死活問題であった。



吹奏楽部は練習がキツくて嫌。



科学部は男子しかいなくて嫌。



家庭部は女子ヤンキーのたまり場で嫌。



そして消去法で残ったのが…










美術部だった。



消去法で選ぶくらいなら部活なんて入らないほうがいいのだが、



当時の私は部活をしないと中学の成績に響く恐れがあると考えて、仕方なく美術部に入った。



ここからが地獄の部活の始まりだった。














入ってからまず嫌になったのが、美術部に特有のオタク文化だ。



これは美術部に所属したことのある人ならみんな分かるだろうが、美術部はオタクのたまり場である。



ただ、私は決してオタク文化を否定しているわけではない。



実際に、私は無類のゲーム好きだし、この頃からボカロにもハマって今では一番好きな音楽になっている。



しかし、アニメや漫画には全く興味がなかったこともあり、ほとんど話についていくことができなかった。



それに、私は自分の趣味を一人で楽しむのが好きなのであって、学校では人の趣味の話を聞きたくないというのが本音だった。



また、これは私の学校の美術部だけかもしれないが、部員の多くがどこか浮世離れしていてちゃらんぽらんなのが私には到底受け入れられなかった。



私はもともと絵が得意ではなかった。



それは今でも変わらないし、どちらかといえば音楽の方が得意だ。



それでも、下手は下手なりに絵を描いていたのに…










あいつらは、全く絵を描かなかった。



いつも部室で遊んでばかりで、うるさいだけの空間がそこにはあった。



誰とも話さず名前すら知られず、私は部室で勉強をして時間を潰すか活動をサボるようになっていた。



それでも私は部活を辞めず、3年の夏まで活動を続けた。



全ては、内申点を確保して目標とする公立トップ高に進学するためだった。



部員があまりに少ないことから、なぜか私が副部長に選ばれるなんてこともあったが



あの部活で良かったことは何一つない。














そんな感じで部活を引退してからは、あっという間に時間が過ぎて受験生になっていた。



私は部活のせいで嫌な思い出ばかりが溜まっていき、早くこの学校を卒業したいとばかり思うようになっていた。



そして、部活というものに全く魅力を感じなくなっていた。



しかし、私は気づいていた。








この嫌な思い出は、ある意味私が作ったものだということを。








__私はあの時、この最悪な美術部に「仕方なく」入ったんだ。



仕方なく入ったのなら、最初から楽しいものではなかっただろう?



それなのに部活を最後まで続けたのは、全て私の責任だ。



じゃあ、こんな嫌な思いをするくらいだったらもう高校で部活はいらないだろう__










これが、中学での私と部活のすべてだ。



そして、この経験が高校生となった今の部活との関わり方につながっている。